3Dプリンタの購入は慎重に
なぜかって?実は廃棄がめちゃくちゃ大変なんです!
愛用してきたCrealityのCR-10、ついに引退の時が来ました。
なんと7年半も使い続けてきましたが、新しいPrusa MK3.9sを導入したので、お役御免となりました。

実はまだ動くんですよ。でも...
- 最新機種と比べると造形精度がイマイチ
- 造形スピードがかなり遅く感じるようになった。3D Benchyは1時間40分...
- 3Mのビルドシートが手に入らなくなった。これは相当でかい。
仕事で使うものなので、やっぱり品質の差は無視できません。
以前使っていたPrusa i3MK3Sの時はそこまで差を感じなかったんですが、Input Shaperという新技術を搭載したMK3.9Sと比べると、もう一目瞭然。CR-10は積層跡がハッキリ見えてしまうんですよね。
予備機としても出番がなくなったので、思い切って引退させることにしました。
CR-10は私にとって3Dプリンタの基礎を教えてくれた大切な機械でした。
今ではあまり見かけなくなったガラスプレートを使っていて、3Mのビルドシートを貼っていました。
デュアルファンへの改造など、精度向上にハマっていた日々が懐かしいです。
さて、本題!
3Dプリンタって、意外とデカイんです。 だから廃棄するのが本当に大変。
家庭で処分するなら、不燃ごみの量にビックリすることになります。分解しようにも、自分で組み立てたPrusaと違って、CR-10は解体手順がよくわからず...
手探りで何とか分解しましたが、2時間もかかる大仕事でした。アルミや鉄の部品は近所のリサイクル業者に持っていきましたよ。
「誰かに譲ればいいじゃん」と思うかもしれませんが、3年以上経ったプリンタを欲しがる人はあまりいません。
今は4~5万円程度で新品が買えるんですから、わざわざ古いものを引き取るメリットがないんですよね。
3Dプリンタは手頃な価格になって買いやすくなった反面、処分するときの苦労は意外と知られていません。
新しいプリンタを買う前に、いつか処分することになるときはどうするか考えておきましょう!

ステッピングモーターは何かに使えるかもしれないと思って2個ほど取り置きすることにしました。
でも使わないんだろうなぁ。