【Day1】Prusa Core ONE Plus 組み立て記録

イントロダクション

Prusa MK3.9S 2台を保有しており、そのうち1台は自作エンクロージャーです。ABSを造形できるものの、冬場は条件が悪いです。待望のエンクロージャー一体型製品Core ONEがリリースされたので、導入を決めました。Core XY式で造形速度が速いのも魅力でした。

2台目の3Dプリンタを買うなら、Prusaのキットを検討しよう

3Dプリンタを1台持っている方で、2台目を検討しているなら、ぜひPrusaの組み立てキットをおすすめします。
Prusaの良いところは、アップグレードパスが用意されているところ。新しいプリンタが登場した場合にも買い直さなくて良いので、長期的に運用する場合はコスパが良いです。私もi3MK3S→ MK3.9とアップグレードしました。Core ONEもPlusへのアップグレードキットが用意されました。

組み立てには8時間以上かかりますが、3Dプリンタの構造を深く理解できるため、メンテナンススキルが格段に向上します。これはトラブル発生時に本当に重宝します。完成品を買うだけでは得られない、機械の「中身」を知る経験は、3Dプリンタライフを続ける上で大きな財産になります。

Black Fridayで買うのが断然お得

キットで買うなら、PrusaのBlack Fridayセールを狙いましょう。毎年11月から12月にかけて開催されるこのセールは、セール品が充実しているだけでなく、送料が無料になるため、Amazonで購入するよりもお得になります。

ビルドプレートやノズル、フィラメントなどの消耗品も、このタイミングでまとめて購入するのが賢い選択です。というか、Black Friday以外で購入すると送料が高くて泣きます。年に一度のまとめ買いをおすすめします。Ali Expressで代替品を手配するのもいいですが、造形品質を左右するビルドプレートは純正品にこだわりたいですね。
Black Fridayで注文すると、日本には1〜2週間後に到着します。年末年始の時間を使って組み立てるのにちょうどいいタイミングですね。

キットは「ガチ」でキットです

Prusaのキットは、本当の意味でのキットです。アセンブリ(組み立て済み)の部品は少なく、ビス一つ一つから自分で組み立てていきます。エクストルーダーの組み立ても、ベルトの取り付けも、すべて自分の手で行います。ハードモードだからかこそ、メンテナンスも自信をもって行えるのです。

キットは種類ごとに個包装されて届きます。たくさんあるビスも種類ごとに分けられているので、とてもわかりやすく整理されています。それでも、最初のうちは部品探しにイライラします。作業時間の半分は部品探しかもしれません。後半に行くにつれ空き袋が増えていき、残り部品が少なくなります。これが最高に気持ちいいんです。

お約束の「ハリボー」

Prusaでどうしても外せないのがハリボーというグミ。ハリボーを食べながら3Dプリンタを組み立てるという遊び心が最高すぎます。
マニュアルに忠実に組み立てているはずなのに、ハリボーだけはなぜか初日で無くなります。

充実したマニュアルとコミュニティのサポート

Prusaの組み立てマニュアルはとても充実しています。日本語訳が追いついていない部分もありますが、そんな時はブラウザの翻訳機能を使って乗り切りましょう。簡単な英語が理解できる方なら、さほど苦労しないはずです。

さらに素晴らしいのは、マニュアルにコミュニティコメント機能があること。組み立て時にわかりにくいところを、世界中のユーザーが補足してくれています。これが本当に助かります。

組み立てに必要な工具

キットには工具が付属していますが、電動ドライバーは必需品です。六角レンチだけで組み立てようとすると、間違いなく難儀します。

ただし注意点があります。プラスチック部品をビスで固定する際、電動ドライバーだとオーバートルクで部品を破損することがあります。私も何度かやらかしました。
電動ドライバーで9割締めたあとは、手締めで仕上げるのがコツです。

万が一部品を壊してしまった場合は、3Dプリンタで部品を作りましょう。最初の1台を組み立てキットにすると、部品破損の時点でかなり困りますが、2台目なら最初の1台を使って簡単にリカバリーできます。この点でも、2台目にキットを選ぶのは合理的な選択です。

Day1: 組み立て環境を整える

まず最初にやるべきは、組み立て場所づくりです。

床に置いて組み立てるのは、作業的にかなりつらいです。腰が痛くなりますので、必ず作業台を用意しましょう。理想は、プリンタ本体を置いておく場所と、部品を組み立てる場所の2カ所を確保することです。

組み立てマニュアルはオンラインなので、タブレットやノートPCが開ける環境も必須です。スマホだと画面が小さくて見づらいので、できればタブレット以上のサイズがおすすめです。

底面にZモーターを取り付け

最初の作業は、底面にZモーターを取り付けるところからスタートします。

Core ONEシリーズは、オープンフレームのMK4Sと異なり、全体が金属板で囲われた構造になっています。鉄製なので、めちゃくちゃ重いです。一つ一つの金属部品がかなり大きく、しっかりとした造りであることが実感できます。場所確保に時間を割いたので、初日の進捗は5%ぐらいでしょうか。